医師挨拶

すぐそこにある医療を

　井石内科医院は、昭和37年に初代の澄雄が開院し、平成12年からはニ代目の安比古に継承され、これまで60年余りに渡ってこの地で診療を行なって参りました。

　先先代、先代ともに共通していたのは、地域の皆様に寄り添った親しみのある医療でした。

　昨今の高齢化は医療者にも同様に及んでおり、次代に継承できずに閉院してしまった医院は少なくありません。そのため、近場での受診が困難となってしまった高齢の患者様が多数おられます。また、少子化と言いながらも小児科クリニックの数も減っており、限られた数の診療所に受診者が殺到している状況でもあります。

　その様な中、少しでもこの地での医療の灯を絶やさぬ様、我々は診療を続けていこうと考えました。

　先代までと専門性は異なりますが、これからも先代までの意志を継承し、この地域に寄り添って、診療の歴史を繋いでいく所存です。